土地を探していると、物件の詳細の欄にいろいろと書かれていることに気づきます。
「用途地域」「建ぺい率」「容積率」など。知らずに土地だけを先に買ってしまって、自分のイメージしていた家が建てられない!なんてことのないように注意したほうがいいと思います。
また、用途地域によっては、家の周辺に後から思わぬ建物が建ってしまったり・・・ということもあるため土地購入時には周辺も調べておきましょう。
土地には、大きく分けて、
「住居系」「商業系」「工業系」があります。
中でも「住居系」をもっと細かい用途地域に分けると、
①第一種低層住居専用地域
②第二種低層住居専用地域
③第一種中高層住居専用地域
④第二種中高層住居専用地域
⑤第一種住居地域
⑥第二種住居地域
⑦準住居地域
となります。上位ほど建てられる建物などの制限が厳しくなります。ですので、上位に行くほど「閑静な住宅地」とも言えます。
また、
●建ぺい率(敷地に対する建物の広さ)
●容積率(敷地に対する建物の大きさ)
●建物の高さを制限する法律
●隣地の日当たりを確保するための法律
●防火地域では、耐火仕様にする法律
などもあります。
例1⇒第一種低層住居専用地域と第二種低層住居専用地域では、建物の高さは10mまで(または12mまで)と決められています。
例2⇒「建ぺい率60%」の土地には、敷地の60%までの面積でしか建てられません。
このように、「土地」とひとことで言っても、自由に建物を建てられるわけではないので、特に土地だけを先に購入する場合は気を付けたほうが良さそうですね。