前回、住宅ローンの事前審査でどんなことをチェックされるのかを書きましたが、今回は少し詳しく・・・
というのも、事前審査の申し込みをしてから1週間経つ頃、銀行から連絡があり、審査にもう1週間程かかると言われたのです。
結果が出るのが長引いているのがすごく気になり、ひょっとすると・・・とすごく不安になってきました。
比較するためにも、もう1行、地方銀行で申し込みをする予定ですが、そこがだめなら他も難しいかも・・・と、どんどん不安になってきました。
事前審査に通る基準とは?
●年齢・・・現在の年齢と完済時の年齢。
多くの金融機関が「80歳までに完済」できることを条件にしていて、今の年齢から、ローン完済時の年齢を見ます。例えば35年のローンを組む場合、45歳までにローンを組まなければ、80歳までに完済できないということです。しかし、借りるときに高齢でなければいいかというと、そうでもなく、若すぎてもいけないみたいです。
●年収と返済負担率
年収が高ければいいというわけではなく、返済とのバランスをチェックされます。多くの金融機関が、返済負担率の基準値を、30%~35%程度としています。
【返済負担率の計算の仕方】
返済負担率=年間返済額÷年収×100
35%以下に収まっているか計算してみましょう。30%以下であれば、なお安心です。
年齢が高くてローンを組む場合は、やはり頭金をなるべく多く用意して、借入額を減らすことが大切かも知れません。
●他の債務状況
金融機関は、「CIC」「全国銀行協会」「JICC」といった個人信用情報機関での記載を調べます。
ここに「異動」と記載があったら、審査に通るのは難しいと言えます。この「異動」とは、いわゆるブラックリストのようなもので、例えば、クレジットカードの支払いの延滞が61日以上あった場合などです。
「異動」の記載は5年経ったら消えるので、もしも記載があるのなら5年待つしかなさそうです・・・
「CIC」や「JICC」は、自分で調べることもできるので、心配な方や事前審査に何度も落ちるという方は調べてみるといいかも知れません。
しかし、調べたことも記載されるため、何度も調べないようにしましょう。事前審査を手当たり次第、いくつもの金融機関に申請するのは良くないというのは、このような理由からです。一度調べると、「審査されました」と記載がされるため、次に調べる金融機関に「この人はいくつも申請をして、いくつも落ちているんだな」という評価をされてしまうからです。
(金融機関への事前審査の申し込みは、多くても3行までにしましょう。)
あとは、自動車のローンや携帯電話の分割払いなども債務とみなされます。
事前審査でチェックされることの中でも、上記は特に重要なことですが、金融機関によって基準が違うため、こっちの金融機関では落ちたけれど、あっちの金融機関では通ったということもあります。
諦めずに、事前審査突破を目指しましょう!!(と、自分に言ってみる・・・)